ちょっと他所を覗き見に。(ちょっと前の話です)

 今回は他の釣りの団体のトーナメントの作り方を学びにWBSの最終戦を見学に行きました。ここはバス釣りの競技団体で正式名称はワールドバスソサエティーと言います。霞ヶ浦水系を中心に競技を行っており30年近くの歴史があります。私もいまだに携わっている団体です。実は当倶楽部の3月のプレ大会にWBS選手会長の長岡さんがご挨拶に来てくれました。松村選手(ガイド)もザリガニ釣りをした記事を上げました。両名ともその後のクラシック戦にクオリファイして結果は長岡選手5位、松村選手10位となりました。でこれがクオリファイした方々が壇上に勢揃いした時の写真です。

 私も昔この壇上に何回か登ったこともありますが今は遠い記憶となりました。(ハハハ…。)皆さんトーナメントシャツでカッコイイですね。

ステージ上で年間争いの結果を待つ長岡選手。(抜かれたら次の人に席を譲らなければいけません)

しかし長岡選手は善戦虚しく、最終的に年間1位は最後の最後に3㎏差!を大まくりした小田島選手が勝ち取りました。(一体何度目でしょうか?)基本に忠実な実力者です。雑誌では見せないプライベートの笑顔ありがとうございました。

WBSはボートでのwayinが名物なのでここで検量の順番が来るのを待っています。

ライブウェル(船のいけす)から魚を取り出し取材陣に向けアピールタイムです。

トレーラーwayinが出来ない順位の方はこちらで順番待ちです。吉田幸二さんがそんな選手たちに声をかけています。魚が弱らない様にエアレーション付きの桶に水を張り、バッグの水を入れ替えます。

こちらは年間に絡んでない方のスポンサーボード。車に張り付けています。

こんな感じで使います。(ちなみにこちらは松村選手です。)

で、試合が終わると皆さん思い思い船の上で寛いでいます。折角なので写真でもと撮ってみました。

こちら草深選手。昔は東京都下でエスパーという釣具店を経営していました。現在ボトムアップ社を川村光太郎さんと立ち上げ頑張っています。

こちらは霞ヶ浦の赤鬼と呼ばれた赤羽選手です。バサーオールスタークラシック3連覇の偉業を達成した方です。これまた貴重なプライベートのピースサイン頂きました。(やはり昭和の男ですね)

 

で、色々見させてもらいましたが皆さん手際よくテキパキスピーディでした。何故なら魚が弱ってしまわない様にです。食べない魚を殺してしまったらやはり釣り師の名折れ、非常に気を使っているのは何処も一緒です。あとはやはりメディアや観客に対して見せることを考えて作られているなと思いました。倶楽部の大会にも参考になる事も沢山あったのでとても実りある一日となりました。今回見学させて頂いたWBSの選手、スタッフの皆さんどうも有難う御座いました。魚は違えど釣りに対する情熱は一緒です。

 一部の生物分類学者やマスコミ等の根拠のない矛盾だらけの主張を一方的に聞くことは釣りを楽しむ上で損だと思います。色々な事を自ら調べてみては如何でしょうか?色々な背景等見えてくるので面白いですよ。(いや酷いですよ本当に…。)


※この記事は台風被害と重なってしまった事とこちら側の意図が伝わりにくい状況である事とタイミング的に不謹慎かと思い、上げるのが遅くなってしまい関係各所の方々大変申し訳ありませんでした。今後あのような災害等が起らないことを祈ります。

日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。