熱海にたなごはいませんでした…。

 私事ですみませんが法事で静岡に行ってきました。湯河原がその場所でしたが折角なのでと熱海に宿を取りました。というか取ってありました。(湯河原は空きが無かったそうです)なので義理の母と妹と我々家族で宿泊する事と相成りました。然しながらたなご倶楽部としてはたなご様を探索しない訳には行きません。一応地元の釣具屋に赴き、どこかたなご様はおりませんか?と尋ねるも予想の通り痴れ者扱いされ具合が悪くなりました。なので釣りに関する記事は前振りした通り御座いません。仕方がないので熱海散策の話でもしようかと思います。

やはり熱海と言えば寛一お宮でしょうか。私は数十年ぶりの邂逅になります。(昔はスキューバダイビング等やってました。Ohバブル!)

足元を見ればこんなものまであります。流石です。金色夜叉はいまだ健在といった所でしょうか。しかし花火はいかがなものかと思いますが…。

駐車場にはヒマラヤ桜が綻んでいました。やはりこちらは暖かいのでしょうか?

そして熱海と言えば熱海城です。特に武将などとは関わりもなく、建てたいから建ててしまったという凄まじい観光名所です。その為か後にキ〇グコ〇グとゴ〇ラに破壊され現在も修復中の様です。

二匹?は激闘の末、大人の都合により両雄並び立たずになり、この海面に転落して姿が見えなくなりました。つまりここは水深がいきなり深い様です。もしかすると深海魚等があがって来るかも知れません。

ふと下方を見るとこれまた熱海の奇跡が鎮座しておりました。昔はアベック(表現古い)や酔っぱらっていいご機嫌のオジサンたちが訪問していた様ですが、残念ながら日中の為か人の出入りはありませんでした。もしかしたら今ホームページをご覧になっている方もコチラで盛り上がった新婚さんからお生まれになった秘〇館ベイビーがいらっしゃるかもしれませんね。

数十年ぶりに訪問した熱海は現在も昭和の息吹が未だ感じられる場所でした。昭和から平成に変わる中で稼働していない宿泊施設が増え、最盛期の面影はありません。今も老いた姿を晒し恨み節をあげていますが、最近ではその魂の開放をする為に新しい血が入り、少しずつですが変わって来ている様です。やはり都市は生き物だと痛感いたしました。平成から令和に元号が変わりましたがその変遷の中、我々は循環する血としてどの様に行動すべきか今一度よく考えなければいけませんねといった所で丁度お時間と相成りました。ではまた皆さんお会いしましょう。


日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。