暑いではなく「熱い」ですね…。

 皆様灼熱の真夏いかがお過ごしでしょうか?

 相変わらず世の中40℃近い気温が続いておりますね。そしてもう盆でございます。都会を離れ田舎に帰省する方もいればバカンスに出かける方も居ります。かく言う私目は灼熱地獄の中、たなご様の世話をする毎日が続いております。たなごも暑さでバテ気味かと思えばパクパク良く餌を食べます。なぜこの様になるかと言えば摂取エネルギーが生存エネルギー大いに傾いているわけで…。ここで餌をあげなければ成長はおろかガリガリの魚になってしまいます。という事で、もしお飼いになっているお魚が瘦せてきたらそれは餌の量が足りていません。餌の回数を増やすか量の調整をしてあげて下さい。一度に食べる量は限界がありますから回数を増やすのがベストなんですけどね。因みにうちは回数を増やす方を採用しております。お陰様で今年生まれの稚魚たちもだいぶ成長し、池の中をグングン元気に泳いでいます。

 さて話は変わりますがどこもあまり釣れていないようですね。原因は何なのかはあまりに要因が多すぎて特定は出来ませんがあまり良い傾向では無いようです。まあ水温も(あくまで表水温ですが…)30℃を超えているような状況(もはやお湯♨)なので推して知るべしなんでしょうが兎に角良くありません。まあ爺は大人しくしてろと言うことなのでしょう(多分)。季節の釣りもの手長海老から鯊や鱚に移り変わっておりますが池にかかり切りなので自由な時間が持てません。行きたい様な気もしますが、釣欲がかなり衰えて来ているのか足を向ける気持ちが起きません。やれやれ困ったものです。そうそう燃料代の高騰もそれに拍車をかけていますね。はてさて、こちらはどこまで上がる事やら…。

 さてさて自分の釣りはともかく、倶楽部としては新たな活動を発表したいと思います。当倶楽部のジュニアメンバーを立ち上げたいと思います以前からやらなけれなばいけないなと思いながら中々手を付けられませんでしたが、フィッシングセンターの釣り堀に来ているお客様との他愛のない会話の中で「釣りの仕方がわからない」との話があまりにも多く、釣りが一般の方から遠く離れてしまっているのに気づかされました。釣りと言えばバスフィッシングがその牽引役として位置づけられていましたが、ご存じの通りバスは安定期に突入しもはや魚に触る事すらままなりません。バスが釣れなくなり、他の釣りに手を出す方も多かったのですがやはりバスほど魅力がないのか長続きせず、釣り自体をやめてしまう方が殆ど…。かくして中古釣り具店に溢れかえった釣り具の数々…。それもやがて一巡してお店もたたむ所もチラホラ。そんな感じのここ数年でした。しかしここまで釣り離れが進んでいるとは思いませんでした。そんな状況に先ずは釣り人口の拡充からと、当倶楽部も釣り教室などに力を貸していましたが、やはりそれは一期一会。導入部分に過ぎません。継続するには確実な拠り所も無くてはと正直思います。幸い当倶楽部には安心して釣りが出来る場所もあり、釣りを伝える環境としては好条件でしょう。たなごを中心として、たなごだけにに限らず、色々な釣りを教える事が出来れば良いかなと考えています。年齢的には小学生~中学生までで、丁度、準倶楽部員(高校生~)に満たない年齢の子達の拠り所として始めたいと思います。新学年も海外にならい9月からに変わっていく様なので、9月に募集のスタートを考えておりますのでご興味ある方はホームページ上で募集要項など告知いたしますのでご覧いただければ幸いです。

ではまた。

※そういえばTANAGOマスターズにも動きがあるかも…。


日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。