寒い1月ですね。

 皆様寒いこの一月いかがお過ごしでしょうか?巷ではオミクロン株が猛威を振るいそうです。デルタ株が一段落したと思えば次から次へと一体どうなることやら…。

 とは言え自分は年末から正月まで池の方へ出ずっぱりでした。俗世を離れたなご達の様子を見ているだけのお正月でした。このままでは今年もまともに釣りをすることなく終わりそうです…。ということで年頭に今年は去年より釣り竿を持つぞと決意をいたしました!その出鼻をくじくオミクロン株…。またストレスがたまり心の臓が悲鳴を上げそうです(笑)

 さりとてお正月らしい事をしていないかと言えばそうでもありません。初日の出を見たりおせち料理を食べたりもしました。帰りに地元の初詣にも参りました。人並みとはいきませんでしたがそれなりに過ごしました。


 もはや毎日がデイキャンプです。然しお金が無いので世の中で流行りのグランピングは出来ません(笑)またこの度は年末年始のご挨拶にいろんな方に訪問していただきました。ついでに焚火にあたりながら様々な釣り場の近況など伺いました。まあ一部のご意見になりますが皆様のお話をまとめた結論は総じて昨年より釣れなくなった事。残念ながらこれは間違いなさそうです。どなたも口を開けば同じことをおっしゃります。良く環境的要因が取り上げられがちですが急激に数を減らした場所の要因は釣り人の乱獲によるものも充分考えられます。やはりこれはたなご釣りの方の意識が未成熟なのが原因なのだと思います。自分だけ釣れれば良い。釣った魚が死んでもかまわない。数を沢山釣りたい。今までこの釣りはこの様な自分の欲望に実に忠実な方が称えられる傾向にあります。漁師であればこれはいささかも問題ありません。しかし我々は釣り人です。漁獲高での勝負はしておりません。魚との語らいを楽しむのを趣味としているものです。きちんと魚と会話できた方が沢山出会えるのであり、安易に道具立ての追求だけしているとそこに秋がきてやがて冬になります。そしてその他人との比較は実に曖昧なもの…。そこに明確な基準は設けられている訳ではありません。以前も申し上げた通り当倶楽部の競技会の様に明確な基準があり、なるべく同条件での釣りが出来るもの以外は参考としては如何なものかと思います。釣れた釣れないで一喜一憂される方はあまりお気になさらず純粋に釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?数釣ばかりがこの釣りの楽しさではありませんよ。考えれば色々と見つかるはずです。

 何はともあれ最終的には魚がいなければ釣りは成立いたしません。お忘れなく…。

ではまた。

(この記事を書いていたのはたしか5日頃でしたw寝かし過ぎてもはやピンボケですね…)

日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。