いよいよ緊急事態宣言解除になります。

 政府の答申により、いよいよこの21日に緊急事態宣言解除の予定です。

 今回も防疫の対策は従来通りなのでどの位解除期間が続くかなと言った所です。再びGoto~を望む地方の旅行関連の業者の方々も地域の病院の事は気にしない様です。今まで外国人旅行者に頼り切ってしまったツケがまわって来たのですから甘んじて受け止めるべきでしょう。他の業種が困難になっても何も対策もしない政府が国税を際限も無く投入しておりますが向こう5年位は難しいでしょう。その間血税を投入し続けるのでしょうか?他の業種も苦境に立たされているのですが目を向けようとは致しません。何かあるんだろうなと勘繰りを入れられても仕方ありません。果てさて10年後の日本国はどうなっているのか…。

 故三島由紀夫氏が良く憂国という言葉を使用しておりましたが天才はやはり先見の明があったという事なのでしょうね。

 またまた長い枕となりましたがたなご釣りの話に戻りましょう。

 昨今の暖かい春の陽気に散歩がてら近くに釣りに出かけて来ました。

 さてお花見釣り場の下見にでもといつもの花見場所に向かいました。丁度、梅の花が散り始め、桜の蕾が膨らんでおりました。ちらほらと気の早いのが咲き始めている所もあり、今週末は楽しみだなと思い週末の天気予報を見ると相変わらず荒天の模様…。ありゃりゃ😢

 気を取り直して釣りをしようかなと思い水面をのぞき込むも鮒の姿しかありません。どうも先日の大雨で様子が変わってしまった様です。うろうろとたなごの姿を探すと漸くおりました。およそ30匹くらいの群れでしょうか。あれほど居たたなご達も季節の進行でいなくなってしまいます。自然はやはり面白いですね。少し深ダナなのでヘラ浮き仕掛けです。


 透明度もあり、プレッシャーなのか中々口を使ってくれません。トップバランスなので浮きの長さ分、竿を上げ下げして誘いを入れて漸く食わせました。見事な5cm越えです。まだ大きそうなのがちらほら見えるので、針をノーマル新紅麟(返しは研ぎ)に変え、更なる大物狙いです。すると最大7㎝越えのサイズを頭に6センチ級も数匹お出ましになりました。どうも私は大きい魚の方が好きな様です。

 暫く釣ると大きいのは大体釣り上げた様で残りは3㎝前後になってしまったのでここで納竿。十分楽しめました。今回たまたま水が澄んでいたので浮きの色々なアタリに対しての動きを久しぶりに確認いたしましたがやはりふわふわとしたアタリは近くを通ったり、針先とは関係の無い所を突いた際に出ている様です。かからない訳ですね。今回ヘラ浮きタイプの大きな浮きを使用したことでその辺りが良く解ります。厳寒のあまり動かないたなごのアタリをとるのは難しいかも知れませんが私の様に目の悪い人間に取っては有難い仕掛けとなりました。さて長々となりましたが今回はこれでおしまいです。何故かと申しますと…それは次回のお楽しみといたしましょう。近々にお話し申し上げますので宜しくお願い致します。

ではまた。

日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。