ご存じかも知れませんが実は水辺は危険が一杯です。

 皆様この連休はいかがお過ごしでしょうか?私は連休中の釣りは控える予定です。理由は釣り場が何故か混み合っているからです。私は日向ぼっこ&気分転換にこの釣りを楽しんでおり、現状では自分の意に沿わない様です。また人が居なくなった頃に顔を出そうかなと思っています。多分最初にする事は心無い方のゴミでも拾っていると思います。現地でお食事をされるのは大いに結構ですが後始末をきちんとして頂きたいものです。あなただけの場所では無いのだから…。

 という訳でこの黄金週間が終わったら梅雨がやってきます。この梅雨の前に皆さんに注意喚起をしたいと思います。これはご存じの方もいるかと思いますが3月26日に水難事故がありました。亡くなられた方はマグナム長尾さんという方です。心からのご冥福をお祈り申し上げます。

 この事故の原因として循環流というのがあります。小規模河川でおきた事故だったのですがバスボートごと引きずり込まれる力があった様です。以前バスボートは所有していたので理解していますがよっぽどのことが無ければ転覆なんてしない乗り物です。それを転覆させ、あまつさえ人の命を奪うなんて全く恐ろしい出来事です。この事故の解説はバスポンド松井様の記事が詳しく書かれているので張り付けておきますのでご一読下さい。

 じゃあたなご釣りには関係ないでしょう?と思われる方、そんな事は御座いません。これから梅雨に入り増水すれば、我々が楽しんでいる場所もいつそんな状況に陥るかわかりません。特に在来を狙う方は要注意です。良く狙っている水門や堰で足を滑らせたら同様の事故が起きます。ましてやライフベストの装着もしていないのであれば一溜りもありません。長尾さんは装着をしていても助かりませんでした。少しでもそんな事故の起きない様に注意喚起いたします。この状況で釣行回数も減り、普段であれば何でもない場所の様子や勝手が違うのに気が付かない事があるでしょう。久しぶりで気が急いて慌てて無理をするかもしれません。そのちょっとした油断につけこみ死神が這い寄って来ます。楽しく釣りをする為に少しの注意を怠らない事です。そして危険な事をされている方にはご忠告をしてあげてください。昔は良く無茶をすると怒号が飛んできたものです。まあ怒号でなくても結構なので注意をしてあげて下さいね。その場所が釣り禁止にならない為にも…。ではまた。

今回ご協力して頂いた方々

ワールドバスソサエティー 選手会長 長岡正孝さん

バス・ポンド 松井さん

関連記事 BP松井の独り言より

 http://basspond2.cocolog-nifty.com/hitorigoto/2020/03/post-d87125.html



日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。