市原園行って参りました!

 いよいよ大会も近づき市原園の点検に行かねば!と我々たなご倶楽部の面々は(二人だけですけど)新たな市原園のお姿を拝見いたしましょうと勢い込んで向かいました。しかし我々を待っていたものとは…⁉

 「あれ?お店がある…。」先月末までに取り壊し予定だった市原園店舗がまだ悲しいお姿を晒していました。何でも県の許可申請が通ったにも関わらず予定の日程を過ぎても業者が来ないとの事。やはり同様の事案が多く手が回らないのでしょうか?期待していたのですが誠に残念至極。そして店舗周辺を確認すると残念ながら壊れた扉が所々でガラスを四散させておりました。中々危険な状態です。然しここで挫けるたなご倶楽部の面々ではございません!k理事の「やったろうやないかい!」(これは過度な表現です。k理事は東北の方です。)の掛け声のもと一同(2人)は撤去作業に入りました。実に危険を伴う?地道な作業です。(軍手をしているとは言えガラスは刺さります)

参加者皆様にお怪我の無い様にかなり小さい破片まで拾い上げました。しかし完全とは言い切れないのでお気を付けくださいね。

 そんな作業も終わる頃にO川さんが合流です。なんでも近くの現場に来ていたんだとか。試釣をするのには人数が多い方が心強いです。是非ご参加をお願いいたしました。

しかし澄んだ水色を期待していたのですがご覧の通りの濁り具合。やはり例年とは違います。(去年の様な大減水困りますが…。)何名か先行者が居りましたので釣果を聞くと余りよくないとのお返事。それもその筈、冷たい強風が吹き荒れ水面が波立っております。しかも風が巻いており一方向ではなく様々な方向から吹き付けます。いつもなら風裏探しに移動を決め込みますがここでは逃げ場がありません。そして防寒を着た上からも風圧により冷気が肌を刺します。

寒さに強いO川さんもたまらず雪之丞七変化です。防寒着の上に更にアウターを重ね着します。思わず「天は我々を見放したか!(©欣也様)」の言葉が脳裏を掠めます。こちらも寒さに強い筈の東北出身のk理事も我慢できずあちこちウロウロしております。

 しかしお二人とも百戦錬磨の兵の。あの手この手で魚を釣り上げ始めました。しかし魚が小さく風に舞い落とし桶に入れるだけで一苦労。散々です。で狙いは情報どおりの浅タナでしたのでひねくれ者の私は「竿が長い!」と言われながら深タナにチャレンジしてみました。良いサイズ狙いです。そして結果は…。あーらびっくり当たりません。それではと、しもりスピードを遅くすると今度は小さいのに邪魔され下まで餌が届きません。強風と寒さにより深タナをあきらめ浅タナにシフトすると漸くかわいいサイズがお目見えです。しかしやはり強風に勝てず中々釣れません。そんなこんなでタイムアップ。とうとう、つ抜け出来ませんでした。やはり新仔クラスの浅タナ狙いが今日も正解というところでしょうか?まあ9日はここまで風が吹かないと思いますのでもう少し釣りやすいかと思われます。後は皆様のテクニック次第といった所でしょうか?(でも数はいるので釣る人は釣るでしょう)

総括 人の話は素直に聞きましょう! 以上

という事で本当に皆様防寒対策はしっかりとお願いいたします。ではまた。


日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。