手賀沼でリハビリ?

 台風一過、久し振りの手賀沼にやってきました。天候はまあまあ、秋風も吹いており季節の変わるのを告げております。それではといつもの場所に釣り糸を垂れておりますがアタリが無い。あれれ?と場所を数回変えてみてもクチボソ君が遊んでくれるだけ、肝心のたなご様はどこへ?

 更に移動を繰り返しているうちに風も強くなり、しかたないので風裏になる場所に向かうと先行者がいらっしゃいます。本日はじめての第一釣り人発見です。ご挨拶して近づいて見ると顔見知りの方でした。ちらほらタナゴ様も釣れているみたいなので隣に入らせてもらい、ここ最近の手賀沼の様子などを伺うと去年の三分の一程度しか釣れないとの事。場所も限定されており、初めて来た場所を知らない方には厳しそうです。釣りあげると雌はまだ抱卵している状況で季節の遅れが感じられます。やはり、7月の日照不足によるプランクトンの発生減が影響しているのでしょうか。先行者の方はおかげ様?で密漁者の顔を見ないで済むと笑っておりましたが…。状況が好転するのを期待するのみです。さて、やはり釣りを始めると度々腕が痺れます。細い物を持つのはなかなか感覚が難しく、竿を落としそうになりながらもなんとか釣りあげました。リハビリになったらいいなと思いながら納竿です。そういえば千葉県は台風被害がかなり出ている様です。我が家は植木と物置小屋が破壊されました。近所の裏山では杉の木がへし折れていました。(家に倒れたら釣りどころでは無かったですね。)千葉の姉の家は停電にあった様です。他にも連絡のつかない所もありますので心配ですが無事を祈るのみです。ではまた。

日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。