4月23日にTANAGOFISHINGFESTIVALが開催されました。
天気予報では曇りでしたが蓋を開ければ晴天。汗ばむ陽気となりました。
然しながら朝は肌寒く釣果に懸念される様子。さてどうなることやら…。
会場に着くとすでにスタッフによりテント設営などは終了しており、慌てて持ってきた積み荷(Iさん含むw)を降ろしました💦
荷物を降ろすと各スポンサー様にご挨拶。マルキュー(株)からは樋浦様、(株)ジャッカルRGM事業部からは久保様達がお越しになりました。お忙しいところお足運び頂き誠に有難うございました。
各ブースは色々志向が凝らされていて、まさに文化祭の様相を呈していました。
マルキュー様は試作品の餌のテスト、RGM事業部様は既存製品の販売(イベント価格のものもありましたよ(^▽^)/)と未発売の新作の展示です。色々と遊びが多いのもこのTANAGOFISHINGFESTIVALの特徴と言えます。
さて時間となり開会式が始まりました。沢山の方々が会場前に集います。
まずは開会式のご挨拶とスケジュールの流れを不詳私目が務めさせていただき、当倶楽部の顧問であります、マルキュー(株)岡田社長、つり人社 鈴木会長にご挨拶を頂きました。まるでフィッシングショーの様な布陣であります。なんともゴージャスです。お二人ともお忙しい中お越しいただき誠に有難う御座いました。
さていよいよ競技の開始です。
今回は釣り座は固定せずくじ引きで順番にお好きな場所に入って頂くスタイルになります。くじを引き皆さんお好きな場所に散らばりました。
いよいよ約3年ぶりの競技の開始です。ここまで色々ありました。決して無駄に時間を消費していた訳ではありません。ここ野田幸手園、幸學の池の立ち上げに尽力いたしました。努力は無駄にならない。その瞬間が訪れました。新しい一幕がいよいよ始まります。
先ずはウオームアップにはやがけです。すぐに魚があがり、ほっと致しました。続いて賞品のでる両目、片手です。こちらも程なく終了。これは好タイムが期待できるのでは?と思わせる釣れっぷりです。
つ抜けの前には歴代優勝者のデモンストレーションを開催。質問も受け付けてわからないことやテクニック等皆さん今後の糧にと真剣に聞いておりました。
デモンストレーションが終わるといよいよ「つ抜け勝負」。午後のBARA30×30の結果を占う競技です。皆さん気合が入ります。掛け声とともに開始しましたが先程とは違い、思うように釣果が伸びません。予想より時間がかかり15分程度のタイムとなりました。まさかBARA30×30がこのままこの流れを引きずるとは誰もが予想していませんでした…。
さて午前の部も終わり、楽しい昼食の時間です。野田幸手園のスタッフが温かいお弁当を運んでくれました。釣り場で温かいものが食べられる贅沢を味わえる場所は中々ありません。皆さん雑談をしながら楽しく昼食を頂いておりました。昼食が終わるといよいよトリを飾るBARA30×30の時間となりました。
午前中の競技と同様、会場前に集い、くじを引を行い、若い番号順にそれぞれの目指す釣り座に足早に向かいます。人気のある奥側は混雑しており、あるものは空いている手前側に釣り座を構えました。仕掛けなどの調整は真剣そのもの、虎視眈々と優勝を狙います。
スタッフも対岸に移り、いよいよカウントダウンが始まりました。
「開始してください!」の掛け声とともに各自の仕掛けが振り込まれます。
さあ泣いても笑っても最後の競技です。皆様真剣そのもの。今まで賑やかだった会場がしんと静まり返りました。さあ誰が勝ち名乗りを上げるのか?ブースの方々も固唾を飲んで見守ります。
然し5分経過してもカウンターの音があまり聞こえてきません。そろそろ餌打ちに魚が反応して食いが立ってくる筈なのですが一体どうしたんでしょう?午前中のつ抜け勝負がもたついた事が頭を過ります。やがてカウンターの鳴る音が聞こえ始めました。その間10分。つ抜けより明らかにスローペースです。しかも同じ選手がカウンターを押している様子。これはやはり人によるプレッシャーで魚が一部の避難場所に寄っている状態に見受けられました。かたや人のいない入口方面に陣取った方々は釣れないながらもある程度のペースでカウンターを鳴らしています。さあいよいよ中盤戦が終わりました。つ抜けしている方はまだ良い方で片手にとどまる方が殆どです。中には泣き言を言い始める選手も出ましたがそれは自分が選択した場所。どうにもなりません。こういう競技は場所の選択もテクニックのひとつ。やはり常にこういう勝負に長けていて引き出しの多い東京たなご研究会の皆さんに分があります。数を着実に伸ばします。残り時間5分になっても誰も勝ち名乗りを上げません。まさかこんな事になるとは試釣の段階では予想だにしませんでした。
残り時間僅か1分。誰か勝ち名乗りをあげないのか!願いも空しくタイムアップの声が響き渡りました。タイムでの勝負を期待していたのですが誠に残念ながら匹数での勝負となってしまいました。
続々と選手が会場にカウンターを持って戻り、匹数を申告していきます。
誰が勝つのか?その前に入賞にならなかった方々に参加賞の配布が行われました。これで自分の結果がわかります。然しながら参加賞には力を入れている当倶楽部です。とてもあの参加費では賄えない賞品が用意されています。初めて参加された方々は驚いていました。これも賞品を協賛して頂いたスポンサー各社の皆様のおかげです。誠に有難う御座いました。心より御礼いたします。
さあいよいよ結果発表です。6位から順に発表されていきます。6位から優勝までその差8匹、3位からは3匹差です。3位入賞の方から今後の皆様の参考の為に各自今回の入賞の戦略を語って頂きました。人それぞれ様々な戦略で攻めていた様子を伺いました。
そして優勝者の発表です。栄えある優勝者は当倶楽部のプレオープン大会を制した東京たなご釣り研究会八段 長島政二選手です。並みいる強豪を抑えて見事混戦を制しました。流石八段です。マルキュー(株)岡田社長より優勝のカップを手渡され緊張も取れたのか漸く晴れやかな笑顔になりました。総勢31名の戦い。皆様お疲れさまでした。
BARA30×30 結果
優勝 長島政二
準優勝 梅内 訓
3位 森本晴信
4位 川岸 正
5位 飯田美佳
6位 高橋直樹 (敬称略)
長島選手の勝因は陰に魚が寄っている事に気づきそこを集中的に攻めた結果であると語って頂きました。これは気温の急変と人によるプレッシャーを考慮に入れ、今までの経験値を活かした結果であると思います。わざと人混みを離れ一人悠々と釣果を伸ばしていく、まさにタナ研ならではの戦略です。釣れていたからと言ってそこに執着せず頭を切り替え人がまだ触っていない魚を獲っていく実にスマートな思考法です。やはり釣りは考えないと。だから釣りは面白いんです。
さあお次はじゃんけん大会。入賞出来なかった人にも豪華な賞品が当たります。晴房さんからは仕掛けと仕掛けのケース。(株)がまかつ様からはステッカー、オランダ国のメンバーのヒューゴさんからもステッカー、マルキュー(株)様からは防水ポーチ、RGM事業部様からは素敵なバッグを頂きました。ありがとうございました。
そして楽しい時間はあっと言う間です。閉会式が始まりました。再び岡田社長からとても楽しいイベントでしたとのお言葉を頂き誠に恐縮しきりでした。これも参加された皆様のおかげです。参加して頂いて有難う御座いました。特に事故も無く無事に閉会出来たことを大変うれしく思います。では次回再開できる事を楽しみにお待ち申し上げます。
日本たなご釣り倶楽部 理事長 木村幸広
ご協賛各社(順不同、敬称略)
マルキュー(株)わくわくフィールド野田幸手園(株)オーナーばり、(株)ささめばり(株)がまかつ 櫻井釣漁具(株)(株)ジャッカルRGM事業部 SHIZUKU💧 つり人社 日本釣振興会 他メーカー以外の方々もご協賛感謝いたします。
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