あれっ?秋が終わりですか…。

 秋風が吹いて来たな~と思っていたら気が付けば秋が終わりそうです…。

 皆様お元気でしょうか?相変わらずの書き出しですが何が何だかわからないうちに季節の進行が…。浦島病に陥る今日この頃です。

 ちらほら初冬の場所も釣れ始めた様ですが中々釣果に恵まれないみたいですね。私は俗世(釣りw)を離れておりますのでさっぱりですが今年も厳しい年の瀬になりそうです。

 さて最近またSNSで大量のたなご達の写真をあげる方が増えた様な気がします。新しく始めた方が多い様ですが再び申し上げます。落とし桶はたなごを貯める道具では御座いません。元気なうちに放してあげれば死なずに済みます。それは自分たちのフィールドを守る事に繋がります。記録はカウンターで十分アピールできます数釣は時間と対比です。300匹釣れたからと言っても6時間かけたら時速50匹です。30分では25匹です。数が釣れているからと言っても蓋を空けたらあれっ?みたいなこともあります。出来れば数字にとらわれない楽しい釣りをして頂ければ幸いです。

 然しブクブクバケツが一番ダメージが少ない貯め方と言うのもなんだかな~ですね。仕掛けがこれだけ進化したのにこれについてはあまり進化はしておりません。まだフラシ信仰も根強いのも気になります。ヘラブナの世界では魚体のダメージを防ぐためフラシの使用が減っております。競技会では使用しないで計量が出来る場所も増えて来ております。魚体がより小さいたなご達は更なるダメージが見込まれます。せめてランディングネットの様なシリコン製の物でも出たら良いのになとか妄想しております。ニッチなたなごにはメーカーサイドも動きづらいのでしょう。現在はたなごを食用にする訳でもないので何か良い方法を誰か考えて頂けると有難いです。

 さて皆様お待ちかねの大会の方ですがワクチン接種を前提条件として考えておりましたが中々世の中の趨勢には逆らえず前に進んではおりません。飲食店の方々は可哀想だと言う事なのですが趣味の物はそうでもない様です。ここで強引に開催をすれば世間から叩かれるのは必至でしょう。たなご釣りをする人間はとんでもない奴らだと烙印を押される事は間違いなさそうです。という事で足踏み状態のままです。当倶楽部が力不足でごめんなさい…。

 つまらない話はここまでにして素敵な情報をお届け致します。近々たなごの新しいフィールドが出来上がる予定です。そのうちにどこかで発表されるかと思いますので楽しみにお待ちください。そんな朗報もあり、まだまだたなご釣りの未来は明るいと考えております。明るい未来を迎えるまで我々たなご釣りを愛好するものは釣り人としての成熟をして行かねばなりません。一方向から見ないで多方面から見る事も必要です。そこで違う景色が見えるも知れません。自分なりの一辺倒の考えでは無く人の話を聞くのも重要です。そして先ずは自らを疑う事。これを忘れずに。では最後にとあるところのたなご達にご登場してもらい幕とさせて頂きます。

ではまた。

日本たなご釣り倶楽部

釣りは伝承の遊びです。 現在、様々な釣りが消えています。 このたなご釣りも消えないように後世に伝えられたらと思います。